2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

OIEの問題点 公衆衛生・院内感染の学者の不在

■世界のBSE,vCJD対策を決めるOIEの問題点・・・公衆衛生・院内感染対策の学者の不在前書きの乱文一部の、不勉強なリスク論学者が、 もはや国境のない、生産・加工・流通・消費とその後・表示の現場と、人の移動などのtotalな諸問題・現実を無視して、 BSE問…

【新検査その2】感度のよいBSE新検査開発について紹介

BSE(狂牛病)新検査ニュースの前に2つの重要な最新トピックを。。★英国が潜在的なvCJD感染患者がもっといるのではないかと死後検査を強化する内容、 ★現在のWHOの診断基準では患者見落としがあるので、基準を見直すべきというランセットの新論文で…

米国牛(挽肉!)JALグアム線の乳幼児用機内食に使用

■米国産牛肉(挽肉!):JALグアム線の乳幼児用機内食に使用うわ〜。やること、信じられませんね。”挽肉”ですよ。しかも乳幼児に。 まさか、中枢神経組織混入率が高率で問題になっているARM(先進的機械除肉)という肉じゃないでしょうね。 参考:米BS…

農水省が米BSEの危険隠す報告書を非公開にという記事

こういう記事がありましたのでご参考まで。米BSEの危険隠す 感染確認1年前に報告書 農水省、非公開に http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-03-05/2006030501_01_0.html米国初のBSE(牛海綿状脳症)感染牛が確認された二〇〇三年十二月の約一年前…

「食の安全」「自己責任」じゃないBSE・・医療による感染

BSEの問題は「食の安全」や「自己責任」だけの問題では語れず、その国の対策を放置しておけば、医療機関や医薬品などでも「ウシからヒト」、「ヒトからヒト」へ感染する「公衆衛生」の問題につながることは、過去のブログでも指摘していることですが、薬害や…