2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

食安委:豚の肉骨粉審議経過リンク集

現時点で、EU加盟国+スイスで、豚由来肉骨粉を豚及び家禽の飼料に利用している国はないとのことです。(米国・カナダは解禁)なぜ、日本の豚肉骨粉飼料が解禁になったのか?審議会議事録を時系列に並べてみました。◆農水省→食安委へ依頼 「豚由来たん白質…

パブリックコメントの行方・・・調査会議事録では報告なし?誰が回答

今日はパブリックコメントの扱いと行方について調べてみました。昨年、豚の肉骨粉に関するパブリックコメントが募集されました。(16年6月2日締切)パブリック・コメント手続の実施結果(6月2日締切) 「豚由来たん白質等の飼料利用についての御意見・情…

BSE・・焦点は月齢でなく感染の有無

日経記事より。「日米両政府は安全度の高い若い牛から牛肉貿易を再開することで基本合意しており、牛の成育月齢の確認方法をめぐり専門家同士が詰めの調整を急いでいる。」 http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2005012500793bs&c=0 輸出再開が決ま…

米国黒豚偽装事件 豚肉骨粉使用解禁するっていうんだけど・・・

黒豚偽装で揺れていた全農のその後のニュース。米国のBSE牛を食べたかも知れない豚(不自然な環境)の肉骨粉も結果的に「国産豚肉骨粉」として解禁されるということになりますが、プリオン専門調査会の委員は了承しているのかな?(ま、偽装しなくても輸入2…

食安委の議事録やアンケート結果公開が滞っている件で聞いてみた

4ヶ月間、BSE意見交換会(リスクコミュニケーション)の議事録やアンケート結果公開が滞っている件について、食品安全委員会に本日電話して理由を伺ってみました。理由は、「(食安委の他、省庁にも)出席者に議事録確認を依頼しているが、まだ回答が返って…

意見交換会を終了しての寺田雅昭委員長のコメントも、すごい。

「寺田雅昭委員長は「中間とりまとめ自体の理解は広がっているようだ。消費者が不安に思う点も分かった。参加人数を増やす議論が必要だ」と評価した。」 中間とりまとめを作成したプリオン専門調査会委員メンバーも理解不能なものを 、消費者が理解できるも…

2005年1月21日プリオン専門調査会 傍聴記 その2 ”A4用紙1枚”

山内一也委員から、リスクコミュニケーションで出た意見や質問を取り上げるべきだ、という意見が出されました。しかし、小野寺委員から、「私が出席したリスコミ(50回の間の1回?)では、8割がリスク管理部門への意見であったので、そのまま受け止めるの…

「20ヶ月齢記載を削除しろ」と食安委

本日のプリオン調査会の資料は興味深かったですよ〜。まだHPに掲載されてませんが、たぶん多くのメディアが報道しないと思うんで、いくつかトピックをピックアップしますね。 http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html まず、【資料1−1 専門委員から…

NPO ママさん安心協会って何?

「賢いママさんの食の基礎知識セミナー牛肉編」開催しました!」 〜安心できる牛肉を子どもにたべさせたいママさんの勉強会〜 〜主婦達は、BSE問題について情報に乏しく、輸入再開に関しては半数近くが望んでいる〜http://www.5012.jp/mamasan/disp.asp?kno=…

2005年1月19日 牛の月齢の検討会(第二回)傍聴記

19日、傍聴にいって参りました。アメリカの方が、35ヶ月以下の牛でBSEが出る確率は16億分の1とか、50年に1回とか力説してましたが、どういう根拠からそういう話が出るのだか・・・(^^;何ヶ月の牛であろうと、「感染した牛」を輸出されたらたまた…

BSE意見交換会後の、斎藤登事務局長コメントが、すごい。

日本農業新聞記事 全国50ヶ所のBSE意見交換会を終えての食安委事務局長のご発言について。食品安全委員会 斎藤登事務局長の「各県に出向いて直接説明した分、科学的な知見に対する理解は深まった」という意見は、これから抜本的見直しをされる「中間とりま…

土壌汚染の観点から見たBSE

ネットサーフィンをしていたら、「あなたの町のダイオキシンの濃度」的データを見つました。 ダイオキシン類環境調査結果(土壌)http://www.env.go.jp/air/report/h14-06/06.pdfこうしたデータもありますが、実のところは、「土壌汚染はスポットだから数m…