OIEコード改正会議に日本が意見を提出したものの。なんかおかしい

4月8日:OIEのコード改正に関する会議・委員の意見をPick UP http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/908c7deb10e4ca1f6f086f7208273d2f その後、消費者や業界との意見交換会を経て、 http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050330press_11.htm 農水省がO…

昨年2月の食安委議事録「1993年から米国はBSEに汚染」報告

月刊現代、という雑誌を立ち読みしていたら、 http://moura.jp/scoop-e/mgendai/mokuji/200506/index.html 食安委の中村雅彦委員と、勝谷誠彦さんという方との、”米国産「汚れた牛肉」輸入再開を阻止せよ”というBSE問題の対談があったのですが、その中に、「…

ヤギ&羊は肉や乳にも感染物質?・オランダで26歳vCJD・ピッシング

■感染ヤギと羊の場合、肉や乳を通して感染物質が人間の体内に入る可能性、という報道 仏、ヤギやヒツジのBSE検査を強化 (4/19)仏、ヤギやヒツジのBSE検査を強化 (4/19) http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=4&i=2005042008912p2 >「ヤギや羊では牛に…

島村農相「飼料問題は食安委に諮問せず」&業界献金News

飼料管理は、BSE拡散を防ぐために一番重要な問題なのですが。。。 ■島村農相「飼料問題は食安委に諮問せず」『島村宜伸農相が米国産牛肉の安全性を食品安全委員会に諮問する際に米国の飼料規制の有効性を「諮問事項としない」と発言している』「民主が農相を…

4月8日:OIEコード改正の会議・委員の意見をPick UP

4月8日に行われたOIEのコード改正に関する専門家会議にて、 先日お知らせした、生きた牛の末梢神経からもプリオンの情報のほか、もう一点重要な点がありましたので、報告を。。(農水省のHPには、まだ資料UPされませんね) http://www.maff.go.jp/soshiki/se…

アメリカの食肉処理の現場で内部告発が続いている

昨年の、米国最大食肉加工企業のタイソン社労組の内部告発や農水省への陳情書提出、米国食肉検査官組合の告発などに引き続き、米国は内部告発が続いているようです。 ■(4/9)「米農務省はBSE秘匿の疑い」元食肉検査官が告発 http://health.nikkei.co.jp/bs…

複数の生体牛の末梢神経からもプリオン検出されていた

■「OIE/BSEコード改正に関する専門家会合」を傍聴しての情報4月8日、金曜日に傍聴してきました。まとめる時間がなく、一つだけトピックを。。(私は聞いて仰天しましたが) http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/03/h0330-3.html向かって、横山先生の左隣に…

28日プリオン調査会感想と、「アメリカの検査方法に不備」の件

■昨日28日の、注目のプリオン専門調査会の感想 傍聴感想は、笹山登生さんの掲示板の発言[884] 以降にご報告をさせていただきましたのでそちらをご覧ください。(本日以降にこのページにも抜粋UPいたします) http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi …

NYタイムズ「飼料、改善すべき・必要なら全頭検査」主張

ライス長官が来日、日本には牛の輸入再開を強く迫っているようですが、足元の本国では、米国牛の安全性に対する疑問が噴出しているようです。3月15日のニューヨークタイムズの社説が紹介されてました。■NYタイムズ紙が社説で「飼料管理、きっぱり改善す…

若年ヤコブ病7人、病理解剖なしで診断&食安委:米国牛の何を評価?

■国内のヤコブ病30〜40代の患者は20人、11人が死亡、7人が解剖されていない。 ■変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、現時点では、解剖をしないと確定診断がつきません。 日本でも、解剖をしないで、弧発性のヤコブ病として診断されていることもある…

アメリカ牛は本当に安全か? その2 鶏糞に糖蜜をかけた飼料とは?

早期再開の期限を区切れなどと、ますます政治的圧力が高まってきているようですが、本日の毎日新聞に重要な情報がありました。■BSE:「飼料検査は不十分」米会計検査院が指摘 http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20050315k0000e010088000c…

検証:普通の生活で、vCJDが感染しないとは本当か?歯科編

先日、OIEという、世界の動物感染症対策を推進する機関の先生がフランスから来日、食安委主催でリスクコミュニケーションが開かれましたので、行ってみました。そこで驚いたのは、OIEの「BSE問題は公衆衛生的にリスクが低いと思われる」という見解と、世論を…

■ニクコップン飼料からの土壌汚染、どうなってる?

昨年11月30日の奈良のリスコミから。土壌汚染問題についての疑問。 http://www.fsc.go.jp/koukan/zenkoku/nara/161130_nara_gijiroku.pdf○寺田委員長 (略)ただ、農林水産省からもいわれまして、これは単なる言いわけというわけではなく、イギリスでも…

■危険部位除去、まだまだ駄目ではないですか。

ほんの3ヶ月半前、昨年11月29日、和歌山県で開催されたBSEリスクコミュニケーションの議事録から。これらは改善されたんでしょうか。 http://www.fsc.go.jp/koukan/zenkoku/wakayama/161129_wakayama_gijiroku.pdf>○斉藤 SRMを除去するというのが大…

背割り前SRM除去52.5%の処理場は改善された?農場汚染リスクは?

※以下について、食安委、農水省、厚労省に質問のメールを送りました。

vCJD患者「国内感染の疑い排除できず」&感染したら保障は?

BSE(狂牛病)が原因の、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の国内初患者さんですが、「国内感染の疑い排除できず」と、厚労相が発言されたそうです。◆厚労相「変異型ヤコブ病患者、国内感染の疑い排除できず」 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20…

日本初のvCJD患者さんの滞在履歴発表&英仏1日以上滞在者の献血禁

日本初のvCJD患者さんの滞在履歴詳細が、2月4日発表から1ヶ月ぶりに明らかになりました。 2月22日時点では国会で「入管記録などの調査もしていない」と糾弾されてましたが、 http://www.asyura2.com/0403/gm10/msg/550.html 昨年からずっとvCJDを疑われて…

普通の生活で、vCJD=人型BSE(狂牛病)が感染しないとは本当か?

厚生労働省は、牛の狂牛病(BSE)から移る変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)は普通の生活では感染しない、というけれど、本当?私達の日常には、こんな出来事があります。日常的&突発的な出来事・歯医者に行く ・内視鏡検査を受ける ・アートメイク…

BSE最新と過去のニュース & アメリカ牛は本当に安全か?(EU評価

いくつか最新&過去の[BSE]ニュースをピックアップしてきました。 ◆生きたままでBSE判定 血液採取、感染を早期発見 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050305-00000020-kyodo-soci 生きている牛の血液を採取し、牛海綿状脳症(BSE)の感染を短時間で調…

鳥インフルエンザが新型に変化したら私達の生活はどうなる?

鳥インフルエンザとは何か?それらは感染症情報センターのQ&Aや日生協のQ&A、更にお手元で本で勉強されたい方には月刊日経サイエンス 2005年3月号のウイルス特集号などもあるが、記憶がおぼろげな方は、昨年7月に京都で発生し、大手養鶏場を壊滅させたバイ…

BSEリスコミで出た意見2 SRM焼却や汚水の問題

2月24日のプリオン専門調査会資料、BSEのリスクコミュニケーションで出た意見のまとめから、SRM焼却や汚水処理の問題点をピックアップしてみました。 http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai20/index.html【前置き】 ある先生から海外の情報を頂戴しました…

BSEリスク評価に計上されてない問題点その1

2月24日のプリオン専門調査会で、BSEのリスクコミュニケーションで出た意見のまとめが委員に配布されました。 http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai20/index.html その中には現場の重要な情報が多数あり、これがどう調査会のリスク評価にフィードバック…

BSEとvCJD(変異型ヤコブ病)問題の行方

更新が滞ってますが、ただいま、理系白書という毎日新聞科学部の記者さんブログ、・2月8日「リスク比較の試み」(2つめの記事)の【コメント欄】に出張中です。BSE,vCJD問題について、もう30通を超える意見の応酬となってしまいました。vCJDの新たなる…

20ヵ月区切は食安委で否定されたけど

さてさて、BSE(狂牛病)以前に、あなたはこんな衛生状態の「食品」、召し上がれます? というか、日本へ輸出していた企業なので、我々、今まで食べていた可能性があるんですがね。 まぁ、お読みくださいこの告発陳情書。 ローカル556(米国最大手食肉加工企…

20ヵ月区切は食安委で否定されたけど

さてさて、BSE以前に、あなたはこんな衛生状態の「食品」、召し上がれます? というか、日本へ輸出していた企業なので、我々、今まで食べていた可能性があるんですがね。 まぁ、お読みくださいこの告発陳情書。 ローカル556(米国最大手食肉加工企業労働組合…

食安委:豚の肉骨粉審議経過リンク集

現時点で、EU加盟国+スイスで、豚由来肉骨粉を豚及び家禽の飼料に利用している国はないとのことです。(米国・カナダは解禁)なぜ、日本の豚肉骨粉飼料が解禁になったのか?審議会議事録を時系列に並べてみました。◆農水省→食安委へ依頼 「豚由来たん白質…

パブリックコメントの行方・・・調査会議事録では報告なし?誰が回答

今日はパブリックコメントの扱いと行方について調べてみました。昨年、豚の肉骨粉に関するパブリックコメントが募集されました。(16年6月2日締切)パブリック・コメント手続の実施結果(6月2日締切) 「豚由来たん白質等の飼料利用についての御意見・情…

BSE・・焦点は月齢でなく感染の有無

日経記事より。「日米両政府は安全度の高い若い牛から牛肉貿易を再開することで基本合意しており、牛の成育月齢の確認方法をめぐり専門家同士が詰めの調整を急いでいる。」 http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2005012500793bs&c=0 輸出再開が決ま…

米国黒豚偽装事件 豚肉骨粉使用解禁するっていうんだけど・・・

黒豚偽装で揺れていた全農のその後のニュース。米国のBSE牛を食べたかも知れない豚(不自然な環境)の肉骨粉も結果的に「国産豚肉骨粉」として解禁されるということになりますが、プリオン専門調査会の委員は了承しているのかな?(ま、偽装しなくても輸入2…

食安委の議事録やアンケート結果公開が滞っている件で聞いてみた

4ヶ月間、BSE意見交換会(リスクコミュニケーション)の議事録やアンケート結果公開が滞っている件について、食品安全委員会に本日電話して理由を伺ってみました。理由は、「(食安委の他、省庁にも)出席者に議事録確認を依頼しているが、まだ回答が返って…